今日レアは九死に一生スペシャルのような生還を果たしました。
そう。それは今日の昼…。
実はものもらいで左目に眼帯をしていた私は距離感もとれずずっとふらふらと塾のテスト対策から歩いて帰っていました。もうすぐつく…もう…少し…。
そう…あれはつい5分ほど前のことだった…。
いつもは「動きやすいから」という単純な理由で大抵ズボンをはいている私…。しかし今日はちがった…。なんとスカートをはいていたのだ。
そんな特別な日にもかかわらず、なんと階段から…………落ちた。
しかも一段踏み外したとかそんな可愛いレベルではないのだ。
階段の踊り場…7段くらいはあるだろうか。踊り場で向きを変えた瞬間落ちたのだ。いや、しかしそれは決して私の不注意などではない。雨ですべりやすくなっていたのだ。それにものもらいのせいだ…。
そんな出来事があったせいで…私は階段と雨とものもらいをひどく憎みながら…いつもより大またで歩いていた。イライラしすぎていたため、もう前を見ていなかった。赤信号で横断歩道を渡りクラクションをならされる。
水溜りにはまる。そしてなぜか道端にあるあの腰の低い草だか木だかに突っ込んだ。そしてまたこける。とにかくついていなかった。
だからイライラしてたのだ。もう少し…もう少し…。
ボロボロの私をいやしてくれるのはレア!!…とおやつ…。
…ついた!!ガラッ
「レアちんただいまぁ!!」
ドテッ!!忘れていた…。うちの玄関には段差があるのだ。私としたことが…。床についていた手で体を起こそうとした…。すると衝撃的な光景を目の当たりにした。腕と腕の間にシルバーを黒の物体…。
(ん…?お父さんの頭…?)
そう、その白髪が入り混じったお父さんの頭のような物体こそが…レアだったのである。まさに九死に一生…。奇跡が生んだ救出劇(?)であった。